千鳥足【ちどりあし】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
千鳥足

【読み方】
ちどりあし

【意味】
酒に酔(ヨ)ってよろめきながら歩くこと。

【語源由来】
諸説あるようだが、どちらも『ちどり科の小鳥』に由来される。ちどりの独特なよろめいた歩き方を揶揄した、という説。中世では馬の足並みが乱れることを千鳥足と言ったが、これは歩き方だけではなく羽音も似ているからとされる説。

【類義語】
酔歩・蹌踉・ふらふら


千鳥足(ちどりあし)の使い方

ともこ
この間ね、家族と食事に行った帰りにすごいおじさんを見たのよ!
健太
へー!どんなおじさんだったの?
ともこ
それが、すごい千鳥足なのに動作がアクロバティックで酔拳を見てるようだったのよ!
健太
そうなんだー!うちのお父さんも酔って縄跳びするんだけど、どっちがすごいかなぁ?

千鳥足(ちどりあし)の例文

  1. あの家の隠居さんはこの時間には決まって千鳥足でうちの前を通る。
  2. 今回の飲み会は気分がよくついつい酒量が増え千鳥足になってしまった。
  3. 彼は千鳥足でありながらもきちんと彼女を家まで送り届けたらしい。
  4. 恐妻家の父は千鳥足で帰ってきた夜もスーツをきれいにハンガーに掛けている。
  5. お酒が苦手な兄は上司の誘いを断れないので早々に千鳥足になって酔ったふりをして帰ってくるのだそうだ。
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