致命傷【ちめいしょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
致命傷

【読み方】
ちめいしょう

【意味】
死の原因となるきず。再起できないほどの痛手。「―となった、株価の大暴落」

【語源由来】
「致」の字には「最後まで行きつく・物事の行きつくところ」という意味があり、『命が最後まで行きついた傷』としてこの字が用いられたと思われます。

【類義語】
瀕死・命取り


致命傷(ちめいしょう)の使い方

ともこ
この間の試合は残念だったわね、健太くん。
健太
ともこちゃん。応援に来てくれたのにごめんね。体調管理を怠った自分に腹が立って仕方がないよ。
ともこ
やっぱり体調が悪かったのね。試合前のマラソン大会の後、少し涼しかったものね。
健太
うん、それで風邪をひいちゃったのが致命傷だったんだろうけど…。それは言い訳だね。もっとちゃんと管理するよ!!

致命傷(ちめいしょう)の例文

  1. 祖母は持病を抱えているので感染症などは致命傷となるのだ。
  2. 彼女は大変深い傷を負ったが幸い致命傷とならずに済んだ。
  3. 祖父は戦争で致命傷を負ったが、いま元気に生きてられるのは運命のいたずらだと笑う。
  4. 自転車操業のような経営で首を繋いでいたが今回の自粛が致命傷となり破綻した。
  5. 彼のスキャンダルが致命傷となりグループが解散せざるを得ない状況となった。
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