燕尾服【えんびふく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
燕尾服

【読み方】
えんびふく

【意味】
男性の夜の正式な礼装。上着のうしろがツバメの尾(オ)のように割れて長い。

【語源由来】
意味の通り、裾が燕の尾のように見えることからそう言われる。この形は乗馬をするとき鞍の上でもたつかないように後ろ裾をカットしたものである。この英の乗馬服が18世紀の仏で流行して、後に男性用の正式な夜会服となった。19世紀中ごろまでは色とりどりの燕尾服であったが、産業革命盛んだった当時は沢山の工場の煤煙に汚れても気にならないように色は黒と指定された。

【類義語】
正装・モーニング・ホワイトタイ


燕尾服(えんびふく)の使い方

健太
ともこちゃん、見て!かっこいいでしょ。
ともこ
あら、燕尾服だなんてどうしたの?
健太
誕生日の記念に写真館で家族写真を撮るんだー!
ともこ
そうなの!きっと素敵な写真になるわー!(……コスプレかと思ったわ)

燕尾服(えんびふく)の例文

  1. 娘の結婚式で燕尾服に包まれた夫は少し寂しそうだった。
  2. 馬術の競技では燕尾服にシルクハットといった正装がルールとしてあるそうだ。
  3. 燕尾服を着てパーティーだなんて貴族みたいだな。
  4. 明治時代には大礼服として燕尾服が定められた。
  5. 背の高い人が燕尾服を着ると見栄えがいいね。
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