演繹法【えんえきほう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
演繹法

【読み方】
えんえきほう

【意味】
一般的(イッパンテキ)原理や事実から、一つ一つのことがらを推論すること。例・鳥は卵から生まれるので、ペンギンも卵から生まれるんだろう。と考えるなど。「―法」

【語源由来】
英語で「deduction」という。これが漢語の「演繹」に訳される。一つの事柄をもとにして他の事柄へ推し進められる。という意味になった。明治初期の「哲学字彙」という本が出版されてから周知されるようになる。

【類義語】
推論・割り出す・推理


演繹法(えんえきほう)の使い方

健太
あーあ、今度のテストゆううつだなー。
ともこ
浮かない顔しちゃって。こう考えたら少しはやる気が出るかもよ。「テストで100点が取りたい。勉強しないと0点です。勉強すれば100点を取れます。」ってね。
健太
それって、演繹法と帰納法ってやつだよね。それでそれはどっちの考え方?
ともこ
……どっちでもやる気が出ればいいのよ!!

演繹法(えんえきほう)の例文

  1. 演繹法とはすなわち具体的な一つの結論を導き出すのだ。
  2. 彼らは演繹法と帰納法との違いを熱く論じている。
  3. 父があの学者は演繹法に傾きがちだと独り言ちていた。
  4. 私は演繹法で説明される方が理解しやすい。
  5. 彼のプレゼンは演繹法と帰納法をうまく複合したアプローチで評価が高い。
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