著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

円熟味【えんじゅくみ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
円熟味

【読み方】
えんじゅくみ

【意味】
長い経験や修練を通して、技術や人格などが十分に磨かれ、豊かな味わいや深みが感じられること。また、そのような趣や雰囲気。

三字熟語の博士
「円熟味」は、経験を重ねて十分に磨かれた技術や人柄などから感じられる深い味わいのことだよ。ただ年齢を重ねるだけではなく、成熟した趣を表すよ。
助手ねこ
ベテランの演奏には、速く弾くだけではない深みがあるんだニャ。オラも音の違いを聴き比べたいニャ!

【語源由来】
「円熟」は、技術や人格などが十分に発達し、豊かで落ち着いた状態になること。「味」は、味わいや趣を表します。合わせて、経験を重ねた人の技や人柄などから感じられる深みを「円熟味」といいます。

【類義語】
熟練の味わい、深み、豊かな趣(近い表現)。「熟達」は技術が十分に上達していることを指し、「円熟味」はそこから感じられる深い味わいにも重点があります。


円熟味(えんじゅくみ)の使い方

健太
ともこちゃん、音楽会で聴いたベテランのピアニスト、すごかったね。

ともこ
うん。長い経験を感じさせる、円熟味のある演奏だったわ。

健太
ぼくはまだ片手で弾くだけでも精いっぱいだよ……。

ともこ
円熟味のある演奏は、長い練習の積み重ねから生まれるのよ。まずは一曲、最後まで弾けるようになろう!

円熟味(えんじゅくみ)の例文

  1. ベテラン俳優の演技には、言葉に頼らない円熟味があった。
  2. 経験を重ねた指揮者の表現は、いっそう円熟味を増した。
  3. 職人の手仕事からは、熟練した技の円熟味が感じられる。
  4. その作家の近年の作品には、若い頃とは違う円熟味がある。
  5. 人の話を穏やかに受け止める彼の態度にも、円熟味が表れていた。
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