円熟味【えんじゅくみ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
円熟味

【読み方】
えんじゅくみ

【意味】
じゅうぶんに熟達すること。「―した演技」
(人物について)かどが取れておだやかになること、という意味から派生したもの。

【語源由来】
人格・知識・技術などが熟達していることを、趣(おもむき)という意味を含む『味』を用いて、そのようす、そのさまの人を表しました。

【類義語】
甘美さ・豊かさ


円熟味(えんじゅくみ)の使い方

健太
聞いてよともこちゃん。最近お父さんが格好つけてるんだよ。
ともこ
あら、どうしたのかしら。私が聞いてもいい話なの?
健太
お母さんに聞いてみたら会社で上司の人に円熟味が増したねって言われて得意になってるんだって。
ともこ
あら、良かった。なるほどそれだけ嬉しかったのね。

円熟味(えんじゅくみ)の例文

  1. ベテラン同士の円熟味あるデュエットが聴けて心が豊かになった。
  2. 最近の部長は円熟味が増してさらに信頼感も上がった。
  3. 大御所と呼ばれる俳優の芝居はさすがに円熟味ある深いものだった。
  4. 小学5年生の息子は円熟味溢れる人間を目指しているそうだ。
  5. 私の好きな作家は50歳を超えた頃から円熟味の増した作品が増えた。
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