【三字熟語】
似而非
【読み方】
えせ
【意味】
① 見かけは本物らしいのに、実際はそうではないこと。「似而非学者」のように、名詞の前に付けて使うことが多い言葉です。
② 古い日本語では、劣っていること、取るに足りないことを表す用法もあります。「似非」とも書きます。

似而非は、見かけは本物らしいのに、実際はそうではないことだよ。「えせ科学」などの形で使うよ。

オラは、本物そっくりというだけでなく、中身が伴わないときに「似而非」と言うと覚えたニャ。
【語源由来】
「似而非」は「似ているが実際はそうではない」という意味を表す漢字表記です。「似非」とも書き、「えせ」という日本語自体は古くから使われてきました。語源には諸説がありますが、漢字だけから語の成立を説明することはできません。
「えせ」は、現代では「えせ専門家」「えせ科学」のように、本物らしく見えるが実際はそうではないことを表します。古い用法には「劣っている」「取るに足りない」という意味もあります。単に「悪質」「邪悪」という意味の言葉ではありません。
【類義語】
偽物・まがい物・にせ・もどき(本物に似ていて実際は違うという意味で近い言葉。「似而非」は人の肩書や知識を批判する場面でも使われます)。
似而非(えせ)の使い方

この人、自分を科学者と言っているけど、説明の根拠がないんだ。

知識がないのに専門家のふりをするなら、似而非学者ね。

本当の研究者だと信じるところだったよ。

肩書きだけじゃなく、説明の根拠も確かめたいわね。
似而非(えせ)の例文
- 研究した証拠を示さずに専門家を装う似而非学者の発言には注意が必要だ。
- その広告は科学的な言葉を並べていたが、似而非科学に見えた。
- 物語には、知識もないのに賢者を名乗る似而非賢者が登場する。
- 専門知識がないのに芸術の権威を気取り、彼は似而非文化人と呼ばれていた。
- 経歴を偽って活動していた似而非評論家の正体が明らかになった。













