閻魔帳【えんまちょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
閻魔帳

【読み方】
えんまちょう

【意味】
人が生きていたときにおかした罪悪を、「エンマ」が書きとめるという帳面。教師が生徒の成績などを書いておく手帳。教務手帳。

【語源由来】
エンマさまが死んだ者の生前の罪悪を書きとめる帳面の意味からこう言われる。今は、教師が生徒の日頃の行いなどを、警官が罪科などを書きとめる手帳などをそう呼ぶ。

【類義語】
成績・鬼籍


閻魔帳(えんまちょう)の使い方

ともこ
健太くん、今まで何回怒られたかって数えたことある?
健太
えっ!嫌なことを聞くなー、ともこちゃんは。そんなの数えた事ないよ!!
ともこ
私はあるわよ!それにお母さんに聞いたんだけど、世の中のお母さんってみんな閻魔帳をつけているらしいわよー。
健太
えーーー!やっぱり、お母さんが地獄のエンマ様だったのか!!

閻魔帳(えんまちょう)の例文

  1. あの教師は閻魔帳をちらつかせて言うことを聞かせようとしている最低な奴だ。
  2. 息子はエンマさまを怖がっているがそれよりも母である私の閻魔帳を怖がったほうが良いと思う。
  3. 彼女は閻魔帳は悪行しか書かれないから私のは真っ白だわと言い張る。
  4. 彼の閻魔帳には名立たる大物の名前が書かれているようでいつか狙われるんじゃないかと心配している。
  5. 彼女は閻魔帳なんてものをつけているから誰も本音で話さないわ。
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