不文律【ふぶんりつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

【三字熟語】
不文律

【読み方】
ふぶんりつ

【意味】
1 「不文法」に同じ。⇔成文律。
2 互いに心の中で了解し合っているきまり。

【語源・由来】
「律」は、おきて、きまり、法則のこと。「不文律」は、文章化されていない決まりという意味から。

【類義語】
律暗黙のルール、暗黙の掟、暗黙の決まり、暗黙の約束
 
【対義語】
成文律


不文律(ふぶんりつ)の使い方

ともこ
健太くんのお父さんは何の仕事をしているの?
健太
家庭のことを外では話さないという不文律があるんだ。
ともこ
ええっ。何で?
健太
何でだろうね。不文律だから、はっきり理由を確認したことはないんだよ。

不文律(ふぶんりつ)の例文

  1. クラスごとの不文律が存在するようだ。
  2. 落ちている銀杏は拾ってもいいけれども、木になっている銀杏は取ってはいけないという不文律がある。
  3. 新参者の健太くんは、町内の不文律を知らなかった。
  4. はっきり前任者から引き継がれたわけではないが、この形式を変えてはいけないという不文律のようなものが存在する。
  5. かつては、この部署に配属されたら出世コースという不文律があった。
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