風馬牛【ふうばぎゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
風馬牛

【読み方】
ふうばぎゅう

【意味】
自分とまったく関係がないこと。

【語源由来】
中国の歴史書「春秋左氏伝」に「風する馬牛も相及ばず」との記述があり、これは「馬や牛の発情期に相手を求め駆け回るも遠く離れており叶わない」という意味である。これが転じ、自分には無関係で無関心な態度を取ることを『風馬牛』と表わしました。

【類義語】
ノータッチ・無関係・対岸の火事


風馬牛(ふうばぎゅう)の使い方

健太
ねえ、今日もSNSの授業があったんだよ。
ともこ
あら、また?学校の誰かが誹謗中傷でもされたのかしら?
健太
風馬牛でいるつもりはないんだけど、今まで注意されても同じことが起きるなんてみんなの学習能力がなさすぎなんじゃないかって思っちゃうよ。
ともこ
本当ね。もうみんな一度SNSから距離を置いたらいいんじゃないかしら?

風馬牛(ふうばぎゅう)の例文

  1. 私の進路に風馬牛であった父が学業守りを買ってきてくれたと知り感動した。
  2. バレーボールの試合を風馬牛に眺めてた彼女だが、膝のケガで競技が出来なくなったのだと聞いて気の毒に思った。
  3. 彼にはまだ風馬牛だがそのうち西洋文明の学問についても教えなくてはいけない。
  4. 彼らの復讐は多くの人間にとっては風馬牛の出来事だ。
  5. 彼女らのグループに対立が起こらないのは風馬牛で互いを干渉しないことに秘訣がある。
スポンサーリンク
スポンサーリンク