不死身【ふじみ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不死身

【読み方】
ふじみ

【意味】
打たれても切られても、ほとんどなんともない(こと/からだ)。
どんな苦しみにもひるまない(こと/人)。

【語源由来】
明らかではありませんが、同類語の「不老不死」から転じたと思われます。古代中国の始皇帝が不老不死の仙薬を探し求めて日本にも道士を送り込んだと中国の歴史書「史記(しき)」に記されています。老わない、死なない、そんな体の状態を「身(生きてる人のからだ、主体としての自分)」の漢字を合わせて表しています。

【類義語】
不老不死・不滅


不死身(ふじみ)の使い方

ともこ
健太くん。この間の空手の試合に先生も出場なさったんですって⁉
健太
そうなんだよ。僕たちもみんなで観に行ったんだけど、すっごく感動したよ‼もう、先生ボコボコにやられて起き上がるのもやっとだったんだ…
ともこ
まあ!じゃあ、負けちゃったの?
健太
ところがどっこいだよ‼劣勢で身もボロボロなのに立ち上がってハイキックで逆転勝利だよ‼さすが不死身の先生!どんな苦境も堪えない!かっこ良かったー‼

不死身(ふじみ)の例文

  1. 不死鳥と聞くとかっこいいが不死身と聞くと恐ろしくなるのはどうしてだろうね。
  2. 彼は不死身になるという薬の存在を信じていて体を大事にしない困り者だ。
  3. 彼女は不死身だったという伝説の八百比丘尼の研究をしている。
  4. 祖父は命のあるうちに人生を楽しめばいい不死身になるなんておぞましいと口癖のように言う。
  5. 5歳の息子が「不死身なんてこの世にないよ、吸血鬼だって杭で死ぬんだよ。」と絵本を指差し教えてくれる。
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