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不得手【ふえて】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不得手

【読み方】
ふえて

【意味】
得意でないこと。「自己表現が―だ」 好まないこと。「牛乳が―だ」

【語源由来】
『不得手』は「得手」の打ち消しになります。得意とする、勝る(まさる)を意味することばが「真猿(まさる)」にかけられ、それが猿の「エテコウ」という呼び名に転じ「得手」となりました。そして、打ち消しの意味を持つ「不」を頭に 得意ではない、より劣る ことを『不得手』としました。

【類義語】
つたない・拙劣・空下手・へぼ・苦手


不得手(ふえて)の使い方

健太
ねぇ、ともこちゃんって苦手なことがあるの?

ともこ
健太くん、人間誰しも得手不得手はあるものよ。

健太
そうなのかぁ。でももし、ともこちゃんに不得手があっても上手く隠しそうだよね。

ともこ
健太くんは空気を読むのが不得手のようね…。

不得手(ふえて)の例文

  1. 姉は自己表現が不得手であるがその分絵が上手い。
  2. 夢を叶えるために不得手な分野の克服が必要だと分かり苦戦している。
  3. 不得手なことは開き直り明言してしまえばコンプレックスにはならないものだ。
  4. 人前で話すことが不得手な私に宣誓をさせるなんて意地悪だ。
  5. 思春期の息子は自分の得手不得手を理解することは屈辱的だと考えている。
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