風来坊【ふうらいぼう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
風来坊

【読み方】
ふうらいぼう

【意味】
どこからともなくやって(きた/きて、また去っていく)人。

【語源由来】
『風来坊』の明確な語源は分かりませんが、江戸時代の中期にはいろんな文献に「風来人」との記述があり、突然フイッとどこからかやってきて、またフイッといなくなる人を指して言ったようです。これが「坊」に転じ、いつくでもないフラフラしている人を『風来坊』と呼ぶようになりました。

【類義語】
流れ者・渡り鳥・流浪人・放浪者・旅がらす


風来坊(ふうらいぼう)の使い方

健太
ともこちゃん…。実は…。僕にお兄さんがいる事が分ったんだ…。
ともこ
えっ!!なんて衝撃的な話なのっ!!
健太
なーんて。いとこのお兄ちゃんなんだけどね!5年前にフラッと行ったエジプトから帰って来たんだ。
ともこ
そうだったのね!健太くんにそんな風来坊な いとこのお兄さんがいたなんて。5年分のお土産話が楽しみね!

風来坊(ふうらいぼう)の例文

  1. 寅さんのような風来坊に憧れるけど現実になるのは難しい。
  2. 私の兄は風来坊のような生活をしていてここ何年も顔を合わせていない。
  3. 銭湯で働きだしたあの御仁は風来坊のような出で立ちである。
  4. 彼は風来坊だけあって色んな土地の風土に明るい。
  5. 風来坊のように暮らしていた兄だが商売が上手くいき、やっとのことでその土地に落ち着いた。
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