不心得【ふこころえ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不心得

【読み方】
ふこころえ

【意味】
よくない(心得/心がけ)。「―な社員・―者(モノ)」

【語源由来】
ある物事を理解し、取り計らい、常に心がけていること。という意味の「心得」が打ち消され、良くない心がけや心得を持つ人に『不心得』と用いります。

【類義語】
無用心・無調法・軽はずみ・不用意・不始末・迂闊


不心得(ふこころえ)の使い方

健太
あー、いたたた…。
ともこ
健太くん、また体を痛めたの?
健太
そうなんだよ!新人くんがさ、ランニングをごまかしたもんだから連帯責任で10周も余分に走らされたんだ…。
ともこ
まぁ、かわいそうに。不心得者が一人いると周りが迷惑するのよね…。

不心得(ふこころえ)の例文

  1. うわさ話に惑わされ不心得な輩が罵詈雑言を浴びせていったのは許すまじ事態だ。
  2. 私の不心得の為に面目ございませんと頭を下げる嫁が気の毒だ。
  3. 強引にも自分の思うとおりに致す不心得者に人生を踏みにじられたのだ。
  4. 剣道師範の祖父は態度の悪い生徒を見ると不心得千万と喝を入れる。
  5. 私は不心得な社員であったと心を入れ替える。
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