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月桂冠【げっけいかん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
月桂冠

【読み方】
げっけいかん

【意味】
(古代ギリシャで)競技の優勝者にかぶらせた、ゲッケイジュの枝や葉で作った冠(カンムリ)。名誉。

【語源由来】
古代ギリシャで、ピューティア大祭(アポローン神の祭事)の勝者にアポローンの聖樹である月桂樹の葉で作った冠を与えたことからなる。

オリュンピア大祭の勝者に与えるのは月桂冠ではなくオリーブの冠である。

【類義語】
勲章・褒章・メダル・シュロの葉


月桂冠(げっけいかん)の使い方

健太
ピューティア大祭はギリシャで行われていたお祭りとあるけど、何をしていたんだろう。イメージはオリンピックなんだけどな。

ともこ
古代ギリシャの四大祭典の一つでね、音楽や詩歌などを競ってたみたいよ。スポーツ競技になったのはそれから起こった戦争の後のことらしいわ。

健太
ふーん。じゃあ、優勝者への月桂冠もそれからなんだね。

ともこ
残念ながらオリンピックで与えられるのはオリーブの葉で作られた冠よ。アポローンは芸術や文化の神だから月桂冠はノーベル賞の受賞者に与えられているの。

月桂冠(げっけいかん)の例文

  1. 月桂冠を戴いた頭上の太陽にさえ祝福されているようだ。
  2. 月桂冠は勝利、栄誉の象徴である。
  3. 弁護士という月桂冠は人を真に助けることが出来てこそ授かれるものだ。
  4. 月桂冠が作られる月桂樹はアポローンが恋した娘の転生の姿である。
  5. 今度の休みに幼い息子と月桂冠を作りオリンピックごっこをする。
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