【三字熟語】
不条理
【読み方】
ふじょうり
【意味】
① 物事の筋道が通らず、道理に合わないこと。また、そのような様子。② 哲学や文学では、人間が人生や世界に意味や秩序を求めても、世界が思うように答えてくれないという、人間と世界との関係を表す概念。フランスの作家カミュの思想でよく知られています。

「不条理」は、道理に合わず、筋が通らないことだよ。哲学では、人間が意味を求めても世界が答えてくれない、という考え方にも使うんだ。

何も確かめずに人を責めるなんて、筋が通らないニャ。
【語源・由来】
「条理」は、物事の正しい筋道や道理のこと。そこに否定を表す「不」を付けた「不条理」は、筋道が通らないことを意味します。哲学では、人生に意味を求める人間と、それに明確な答えを返さない世界との食い違いを表す言葉としても使われます。
【類義語】
理不尽、不合理、道理に合わない、筋が通らない(①の意味で近い表現)。「理不尽」は不当な扱いを強く非難するときなどによく使います。「不条理」には哲学上の意味もあります。
不条理(ふじょうり)の使い方

健太くん、教室の道具が壊れていたの。でも近くにいただけで、私が壊したと思われちゃった……。

それはつらいね。ともこちゃんが壊したって証拠はないんでしょう?

うん。事情を話しても、最初は聞いてもらえなかったの。

それは不条理だよ。いっしょに事情を説明しに行こう。
不条理(ふじょうり)の例文
- 理由も聞かずに責任を押しつけられるのは不条理だ。
- 物語には、努力しても報われない不条理な状況が描かれていた。
- 彼女は社会の不条理に疑問を抱き、問題を調べ始めた。
- 哲学の授業では、カミュが論じた不条理について学んだ。
- 一方的に罰を与えるという不条理な決定に、参加者は反対した。













