一丁字【いっていじ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
一丁字

【読み方】
いっていじ

【意味】
学がなく字が読めないこと。

【語源由来】
「一丁字」とは一つの字のこと。文字の一つも知らないという意味で、「一丁字識らず」と使われる。

【類義語】
あきめくら・無学文盲


一丁字(いっていじ)の使い方

健太
ともこちゃん、大人になってから何かを習うのって難しいのかな?
ともこ
どうなのかな?もしかして健太くん勉強が嫌すぎて大人になるまでしないつもり?
健太
ううん。このあいだ公園で出会ったおじいちゃんがワシは一丁字識らずだから恥ずかしいんだって。
ともこ
だから健太くんが教えてあげるの?素晴らしいわ!!大丈夫よ!健太くんみたいな人だったら素直に聞いてくれるよ!!

一丁字(いっていじ)の例文

  1. 祖母は一丁字でも父を立派に育て上げた。
  2. 野口英世の母は一丁字識らずで成人してから文字を習ったらしい。
  3. 文武両道を馬鹿にして剣ばかり振っていたので一丁字識らずだ。
  4. 本嫌いの祖父は一丁字で読書とは無縁だったからと話してくれた。
  5. その昔に一丁字識らずと軍人を馬鹿にした役人が没落したという話を聞いた。
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