色眼鏡【いろめがね】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
色眼鏡

【読み方】
いろめがね

【意味】
色ガラスで作っためがね。決めてかかった、ものの見方。先入観。

【語源由来】
現在、眼鏡のひと種類という意味合いではあまり使われません。いわゆるサングラスのことですが、色のついた眼鏡で見る景色と、眼鏡をかけずに見る景色ではそれぞれ違う色に見えることや、フィルターをかけて見ることから、先入観で判断するようすを例えて言うようになりました。

【類義語】
バイアスがかかる・先入観を持つ・偏見を持つ


色眼鏡(いろめがね)の使い方

ともこ
健太くん、何だかむくれているけど今日は何があったの?
健太
あのね。きのう空手の練習後に、偶然壊れた自転車の側でみんなと話してたんだけど、あるおじさんが僕たちが壊したんじゃないかって……

ともこ
まあ!道着を着ていたから?やんちゃそうに見えたのかしら。あからさまな色眼鏡で見られたものね。
健太
でも先生がその場に来たら、おじさん血相変えて逃げて行っちゃったけどね。

色眼鏡(いろめがね)の例文

  1. こんな田舎では奇抜な格好をすると個性としてではなく色眼鏡で見られてしまう。
  2. 彼の人間性を出身地だけで決めつけるのはお父さんが色眼鏡で見てるからだ!
  3. これだけ時代も変わったのだから若者を色眼鏡で判断するのはやめにしないか。
  4. この病気を色眼鏡で見てしまうと正しい理解は得られないぞ。
  5. 若手らの企画を上司が色眼鏡でボツにした。
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