一見識【いちけんしき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
一見識

【読み方】
いちけんしき

【意味】
ひとかどの見識

【語源由来】
「ひとかど」は一角と書きます。これはひとつの角のことで、ある分野・方面・事柄を意味しています。そして角は目立つ「点」として取りたてるべきところから、ある分野・方面・事柄が優れていることとして用いるようになりました。

【類義語】
博識な・物知り・造詣が深い


一見識(いちけんしき)の使い方

ともこ
健太くん、どうして落ち込んでいるの?
健太
テストで悪い点ばかり取るし、かけっこも先生に負けるし、良い所なんてない自分が嫌なんだ。
ともこ
そんなことないわ!!健太くんは空手について色々知ってるでしょ?一見識あるってことなのよ!そんなことで落ち込んじゃだめ!!
健太
ありがとう。ともこちゃんは慰め方に一見識あるんだね。

一見識(いちけんしき)の例文

  1. こんな畏まった服を着ていると一見識あるように見えてまんざらでもない。
  2. 彼女の愛好者としての一見識には唸るものがある。
  3. 彼の一見識に自分の思考も広がった。
  4. 絵画に一見識もつ祖父は服装も洒落ている。
  5. 一見識を深めるには知識だけではどうにもならない。
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