一家言【いっかげん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
一家言

【読み方】
いっかげん

【意味】
その人独特の意見や主張。また、ひとかどの見識ある意見。

【語源由来】
中国の司馬遷が著した中国の歴史書「史記」のなかの一文に「~以て遺を拾ひ芸を補ひ一家の言と成す」と記されており、この一家言を引用したと言われています。

【類義語】
自説・主張・意見


一家言(いっかげん)の使い方

健太
ねぇともこちゃん、お父さんに視野を広げるために本を読みなさいって言われたんだけど、どんな本がいいのか教えてくれる?
ともこ
そうねぇ。視野を広げるって言っても興味のないものは読めないでしょう?何でもいいから興味のある分野がいいと思うわよ。
健太
そうかぁ。それはともこちゃんの読書についての一家言なのかな?
ともこ
健太くんそんな言葉知ってるの?それだけでも視野は広いと思うわよ。

一家言(いっかげん)の例文

  1. 主人の教育についての一家言に従うのはもう疲れた。
  2. いつもは協調性を重んじて発言を抑えているがこの件については一家言を放たせてもらう。
  3. 得意分野なのかまた上司の一家言が出てうんざりした。
  4. 彼と親しくなるまで一家言な人間だとは思わなかった。
  5. 彼の仕事ぶりを見て彼の持つ一家言に納得してしまった。
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