【三字熟語】
直談判
【読み方】
じかだんぱん
【意味】
(相手に会って)じかに談判すること。ひざづめ談判。じきだんぱん。じかだん。「―して決着をつける」
【語源由来】
「直談判」ということばの直接的な語源は不明であります。ことばを分けて考えてみますと、「直」という字にはいくつもの意味合いがあり、『なおし』と読み「曲がっていない」「まっすぐ」の意味。『あたる』と読み「向かう」「事にあたる」との意味。そのなかで『ジキ』と読み「間に物や人を入れないで(じかに)する事」という意味もありますので、交渉という意味の「談判」に合わせ使われたと思います。組み合わされた漢字のイメージから、ねじれていない真正面からの話し合いという印象を受けますね。
【類義語】
強訴・陳情・直訴・デモ
直談判(じかだんぱん)の使い方
ねぇ!練習にも来ない奴を試合のメンバーに入れるのってどうかしてると思わない!?
いきなりどうしたの!?健太くん!
今度の試合のメンバーだけど、すごく頑張って段が上がった子が試合に出れなくて、練習にまともに来ない奴が試合に出るんだよ!納得できない!!
それはそうね。先生に考えを聞くためにも直談判した方がいいんじゃない?
直談判(じかだんぱん)の例文
- チーム編成に納得がいかなかったため、監督に直談判しに行った。
- あの男に直談判するのは何をされるか分からない恐怖がある。
- 君主へ直談判するのなら死を覚悟しなくてはいけない。
- 取引先の理不尽な対応に勢い良く直談判しに行ったが、一足遅く担当者は雲隠れしていた。
- 「あの一件は間に人を挟むと、話はこじれるし、もどかしいのとで直談判に及んだ。」と課長が得意げに話していた。