始末心【しまつこころ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
始末心

【読み方】
しまつこころ

【意味】
倹約しようとするこころ。

倹約」は、費用を切り詰めて無駄遣いしないという意味。

【語源由来】
「始末」には、はじめから終わりまでの事情。片付けること。処理すること。などの意味があり、これらをきれいに終えるようすが倹約の概念となり転じて、倹約を心がけるようすを「心」と合わせて「始末心」と表しました。

【類義語】
貧乏性


始末心(しまつこころ)の使い方

ともこ
健太くん、その体操服袋ずいぶん長く使っているわね。
健太
そうだね、入学してからずっと使ってるよ。
ともこ
健太くんのお母さんは始末心のある人なのね。
健太
新しいのを買っても良いんだけどね、ぼくがどれだけ気に入ってるか知っているから手入れをしてくれているんだ。お母さんに感謝だよ。

始末心(しまつこころ)の例文

  1. 浪費家の彼女は祖母の始末心が疎ましかったと言った。
  2. ものが溢れる時代となったが始末心を忘れてはならない。
  3. 母から教わった始末心がものだけでなく心にも作用して良い教訓になってる。
  4. 若いころは貧しい暮らしだったがお互いに始末心を忘れず暮らしたので彼とは良い人生がおくれたと思う。
  5. 始末心とは貧乏性になることではなく足るを知る者は富むという言葉を体得することだと母は言った。
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