社用族【しゃようぞく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
社用族

【読み方】
しゃようぞく

【意味】
会社の用事で客を接待し、それを口実に自分も会社の費用ではでに飲み食いする社員。

【語源由来】
太宰治の小説から《斜陽族》ということばが流行り、そこからの語呂合わせで生まれたことば。会社の費用で遊ぶ人を揶揄して用いられた。

【類義語】
商社勤務・プログラマブルサラリーマン・会社勤め・棒給生活者・月給取り


社用族(しゃようぞく)の使い方

健太
昨日テレビで面白い番組をやっていたよ。バブル期がどうとかって。
ともこ
あら、私も見てたわ。「バブル期なんていいもんじゃない、狂った時代だったよ」ってお父さんが言ってたわよ。
健太
紹介される映像はすごく派手で楽しそうなのにね。
ともこ
そうね。私は苦手な雰囲気なのよね。お父さんも「こいつらは何も考えない社用族のバカどもだ」って言ってたし、私もそう感じるわ。

社用族(しゃようぞく)の例文

  1. 接待なんて嘘をついて高級クラブに通い詰めの社用族の夫を懲らしめるいい案はないかしら。
  2. バブル景気の時代にあれだけ存在した社用族はいまは何処。
  3. もう接待なんて慣習も無くなりつつあるから社用族もよい思いはできないね。
  4. 父は社用族だった頃があるらしく「あれほどすべてを無駄に過ごした時間はない」と悔いている。
  5. 一本気な娘は社用族なんて横領犯と一緒じゃないかと憤る。
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