上機嫌【じょうきげん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
上機嫌

【読み方】
じょうきげん

【意味】
ひじょうにきげんがいいこと。

【語源由来】
仏教用語の「息世譏嫌戒(そくせきげんかい)」という言葉に由来されます。この戒律は他人から不愉快に見える仕草でそしり嫌われることのないよう戒めたことばです。
「譏嫌」はそしり嫌うという意味があり譏嫌されることのないよう人の心の機微を察する。とのことで譏嫌から機嫌の漢字に転じたようです。それに、基準とする(もの/こと)より高い方を意味する「上」を付け加え非常に機嫌がいい様子を表しました。

【類義語】
朗らか・快活


上機嫌(じょうきげん)の使い方

ともこ
あら、健太くん。今日はいつも以上にごきげんねぇ。
健太
ともこちゃーん!そうなんだぁー!ぼくはいま人生の絶頂を謳歌しているんだー!
ともこ
えー。そんなに嬉しいことって…あら!すごい!3教科すべて100点だわ!これは上機嫌を通り越して浮かれまくるのも当然ね。
健太
るるー。ちょうちょもぼくを祝ってるー。

上機嫌(じょうきげん)の例文

  1. 父からネックレスをプレゼントされた母は上機嫌でご飯の支度をしている。
  2. 晩酌している祖父は赤い顔をして見るからに上機嫌である。
  3. いつも上機嫌で花壇の手入れをしている彼女に一目ぼれした。
  4. 塾の先生はいつも口を真一文字に難しい顔をしているのに今日はやたら上機嫌でぼくを褒め称える。
  5. 私が電話をかけると決まって上機嫌な声で応対してくれる叔母が大好きだ。
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