金釘流【かなくぎりゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
金釘流

【読み方】
かなくぎりゅう

【意味】
へたな文字をあざけって言うことば。

【語源由来】
書道の流派になぞらえ細くて折れ曲がった金釘のようだと馬鹿にしていうことば。

【類義語】
汚文字・ミミズの這った字・折れ釘流


金釘流(かなくぎりゅう)の使い方

ともこ
健太くん、今度は習字まで習わされるの?
健太
そうなんだ。この間の参観日に黒板に書いた僕の字を見てお母さんが金釘流にもほどがあるって怒っちゃってさ。
ともこ
性格が金釘流では困るけどね。字はそのうち上手になると思うけどな。
健太
もう、怒ってばかりのお母さんを金釘にしてひん曲げてやりたいよ!!

金釘流(かなくぎりゅう)の例文

  1. あの生徒の金釘流だが心温まる手紙にいつも励まされている。
  2. 祖父は金釘流だからと文字を書くことを嫌がった。
  3. 書道をたしなむ彼女は立派な書と金釘流の違いを見分けられて流石だと思った。
  4. 学生の時はひどい金釘流でも気にならなかったが社会人となって恥ずかしい思いばかりしている。
  5. 息子の金釘流で稚拙な文字が懐かしくいとおしく感じる。
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