観念的【かんねんてき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
観念的

【読み方】
かんねんてき

【意味】
実際からはなれて頭の中だけで考えるようす。

【語源由来】
『観念』とは仏教用語のひとつで心を集中し仏の姿・心理を考えることを言います。
明治時代には西洋哲学イデアの訳語にあてられたことから頭の中だけで考えることを『観念的』と用いられるようになりました。

【類義語】
非現実的・理念的・概念的


観念的(かんねんてき)の使い方

ともこ
健太くん。この物体はなあに?
健太
ともこちゃん分からないの⁉これは宇宙だよ!宇宙の音を象ったオブジェだよ。
ともこ
うーん…観念的な要素が強すぎて分からないわ…。
健太
えー!ぼくを理解してよ‼

観念的(かんねんてき)の例文

  1. ビジネスに観念的要素を持ち込むな。
  2. あの教授は観念的主張が強すぎて参考にならない。
  3. 彼の観念的な作品は芸術界でもなかなか理解されない。
  4. 机上の会議ばかりでは観念的なアイデアしか出ない。
  5. 現実を見ようとしない彼はやはり意見も観念的だった。
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