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木賃宿【きちんやど】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
木賃宿

【読み方】
きちんやど

【意味】
(木賃=燃料代。もと、とまり客が自炊(ジスイ)して燃料代をはらったことから)安い、そまつな宿屋。

【語源由来】
江戸時代以前、燃料代だけで旅人を宿泊させた最下層の旅籠があった。この燃料代を「木賃」と言い「薪」を指す。木を代金として宿泊させることから木賃宿と呼ばれた。

【類義語】
安ホテル・簡易旅館


木賃宿(きちんやど)の使い方

ともこ
昨日テレビの旅番組を見ちゃったから、何だか海外旅行に行きたくなったわ。

健太
ともこちゃんの海外旅行って贅沢そうだなぁ。高級ホテルにショッピングに豪華ディナー!みたいな感じ?

ともこ
そんなのつまらないわよ!バックパッカーみたいにね、リュック一つで身軽に色んな所をまわってみたいわ!宿なんて木賃宿で十分よ!

健太
度胸があるねー!海外で安宿なんて僕は無理!セキュリティが心配だもん。安全第一!!

木賃宿(きちんやど)の例文

  1. こんな木賃宿なんかで旅の疲れが取れないよ。
  2. 彼は旅の行路も宿も僕任せだったのに「木賃宿だ」と文句しか言わないので二度と一緒に旅はしない。
  3. 無計画な旅だから宿は木賃宿で節約だ。
  4. 車の中で寝るよりはいいだろうと初めての旅行で木賃宿なんかに泊まらせた彼とはもう会っていない。
  5. この旅で印象的だったのは木賃宿でも色々サービスしてくれたオーナーとの出会いだ。
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