著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

稀覯本【きこうぼん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
稀覯本

【読み方】
きこうぼん

【意味】
(本などについて)めったに見れないこと。めずらしいこと。「-本・-な古写本」

【語源由来】
「稀」は「まれに、希少な」という意味があり「覯」には「あう。思いがけずであう。見る。」という意味が含まれています。稀なことに出会えた。という意味で稀少な本のことを「稀覯本」と表します。

【類義語】
稀書・珍書


稀覯本(きこうぼん)の使い方

健太
ともこちゃんは読書家だからたくさんの本を知っているよね。

ともこ
確かにたくさん読むけど、まだまだ見たことのない本なんて山ほどあるのよ。

健太
そうなんだ。このあいだ知り合ったおじいさんが古本屋さんでね、これは稀覯本なんだぞって見せてくれたんだけど僕さっぱりでさー。

ともこ
興味深いわ!!健太くん!!是非ともそのおじいさんを紹介してくれる?

稀覯本(きこうぼん)の例文

  1. これは今までに見たことのない奇特な稀覯本であった。
  2. ある作家の作品を探すが稀覯本となっていて探すのに一苦労したと彼がぼやいていた。
  3. 祖父の趣味は古本屋で稀覯本を見つけ出すことだ。
  4. 稀覯本の古写本を手袋でうやうやしく扱う。
  5. 彼は稀覯本になるような本を書くと意気込んでいる。
スポンサーリンク
スポンサーリンク