及第点【きゅうだいてん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
及第点

【読み方】
きゅうだいてん

【意味】
試験に合格する点数。

【語源由来】
むかし中国では科挙という官僚になるための試験がありそれに合格すれば大きな屋敷(官邸のようなところ)で働くことができました。中国では、「及」届く「第」大きな屋敷、という意味があり試験に合格することを「及第」と言い、これが転じ試験に合格する点数を「及第点」と表しました。

【類義語】
ひとかど・そこそこの結果・合格点


及第点(きゅうだいてん)の使い方

ともこ
健太くんの毎回テストの前に慌てて勉強するくせは直らないわね。
健太
えへへ、毎度お世話になります。
ともこ
一夜づけの勉強だから及第点なのよ。計画性をもって日ごろから勉強してればテストの点数にヒヤヒヤすることもなくなるのに…。
健太
でも逆にすごくない?一晩勉強しただけで及第点でもクリアできてるんだから!ぼく本当はすごい天才なのかもしれないよ‼

及第点(きゅうだいてん)の例文

  1. 彼女はどれだけ急な依頼でも及第点の結果を出すことで有名だ。
  2. 彼の作品は依頼者にとって及第点以上の仕上がりだという。
  3. 彼女は及第点のレベルには達していたために入会を許可した。
  4. ぼくは優秀でもないから仕事ぶりぐらいは及第点を取らないと。
  5. 彼女に勉強を見てもらったから今日の試験は及第点は確実だろう。
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