無一文【むいちもん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
無一文

【読み方】
むいちもん

【意味】
おかねを、ぜんぜん持っていないこと。いちもんなし。からっけつ。

【語源由来】
一文・穴明銭(あなあきせん)一枚というわずかな金銭のこと。
無 ・物質、概念などがない、存在しない。
ここから、わずかほどの銭も持っていないことを「無一文」と表します。

【類義語】
カラッケツ・スッカラカン・一文無し


無一文(むいちもん)の使い方

健太
寅さんってかっこいいよねぇ。
ともこ
健太くん、とうとう風来坊の域までたどり着いたのね?
健太
無一文でも旅に出るなんて粋な男だよ!ぼくも一度はそんな旅をしてみたい‼
ともこ
寅さんの場合は仕方なくって状況もあるんだけどね。まぁ、心配だからその願望は映画を観て叶えてね。

無一文(むいちもん)の例文

  1. 知らない土地で無一文となり顔面蒼白する。
  2. 兄は海外で無一文になってもあっけらかんと旅行を楽しんだようだ。
  3. 競馬場に赴き無一文で帰ってくる父を母がなじる。
  4. まったくの無一文でも動じない肝っ玉を持ちたいものだ。
  5. 旅館で働く旧友をたのみの綱として無一文で飛び込んだ訳アリの私。
スポンサーリンク
スポンサーリンク