胸算用【むなざんよう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
胸算用

【読み方】
むなざんよう

江戸中期までは多く「ムネザンヨウ」といった。

【意味】
心の中で見積もりを立てること。胸中での計算。むなづもり。

【語源・由来】
「胸」は、心。思い。心中の意。「算用」は、みつもり。目算の意。
江戸時代に井原西鶴の浮世草子「世間胸算用」で使われて、「胸算用」という言葉が世間に広まった。

【類義語】
見積る、胸算、踏む、予想、胸積もり、見積もる、胸積り、見込む


胸算用(むなざんよう)の使い方

健太
もっと儲かると思ったんだけどな。
ともこ
健太くんは、密かに胸算をしていたの?
健太
そうなんだ。文化祭の屋台でがっぽり儲けて、後で、みんなでカラオケパーティーをしようと思っていたんだよ。
ともこ
予想が外れて残念だったわね。

胸算用(むなざんよう)の例文

  1. 計算高い健太くんは、どちらが得か胸算用しているに違いない。
  2. 景気に急ブレーキがかかり、胸算用が外れたのは私だけではないのだろう。
  3. 健太くんの胸算用のようには進展せず、がっかりしているようでした。
  4. ともこちゃんは、健太くんの胸算用を読み切った。
  5. 健太くんは、お金持ちそうな客を相手に、いくら引き出せるか胸算用した。
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