無定見【むていけん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
無定見

【読み方】
むていけん

【意味】
一定の見識がないこと。一貫した考え・意見を持っていないこと。

【語源・由来】
「定見」は、しっかり定まった自分の意見・考え。これが無いということから、意見を持っていないという意味になった。

【類義語】
不見識、無差別、底抜け


無定見(むていけん)の使い方

健太
やっぱりオリンピックは開催するべきだよね。
ともこ
健太くん。昨日まで、開催するべきじゃないって言ってたじゃないの。
健太
友達の話を聞いていたら開催するべきだって思ったんだよ。
ともこ
人の意見に流されている健太くんは無定見よ。自分の意見を持つべきだわ。

無定見(むていけん)の例文

  1. 健太くんは無定見で、日和見的だ。
  2. ともこちゃんはワインに関しては無定見で、何でもおいしくいただく。
  3. 編集長が無定見だと、一貫性のない雑誌になり、読者はついてこないよ。
  4. 無定見な健太くんは、集団討論の試験でその弱点が露呈した。
  5. 健太くんは無定見だから、朝令暮改のように、言っていることがころころ変わる。
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