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当事者【とうじしゃ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
当事者

【読み方】
とうじしゃ

【意味】
その事件に直接関係のある人。責任をもってことがらを処理できる人。

【語源由来】
1865年にアメリカ合衆国の弁護士ヘンリー・ウィートンの『万国公法』(世界の法律)において「当事者概念」という記載があり、現在の「当事者」と同じ意味合いとして訳されており、また、中国の紀元前に「当事」の旧字体である「當事」が「事にあたる」という意味で使用されていたという記録から由来されるようです。

【類義語】
対象者・該当者・張本人


当事者(とうじしゃ)の使い方

ともこ
きのうお母さんが隣のおばさんと話してたんだけど、公園の裏のお宅が大変みたいだわ。

健太
柿の木の枝がお隣に伸びて揉めてる話でしょう。ウチのお母さんも噂してた。

ともこ
当事者でもないのに角のクリーニング屋のおばあさんが口を出してこじれてるんだって。

健太
いやあねぇ、大人って。

当事者(とうじしゃ)の例文

  1. 今回のトラブルの当事者であるのに彼は言い訳をして逃げてばかりだ。
  2. 迷宮入り事件の当事者に話を聞かねばならないがこれがまた骨の折れる作業だ。
  3. 今回の業務においての過失を当事者として説明しなければならない。
  4. 私と彼の問題に当事者でもない彼女が無神経に口を出してくる。
  5. 当事者意識の薄い彼らは問題の根本が理解できていないように思う。
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