野暮天【やぼてん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
野暮天

【読み方】
やぼてん

【意味】
たいそうやぼなこと。また、その人。「やぼ」の強調表現、多く侮蔑を含意して用いられる。

【語源・由来】
「野暮」は、人情の機微に通じないこと。わからず屋で融通のきかないこと。また、その人やさま。無粋 。言動や趣味などが、洗練されていないこと。無風流なこと。また、その人やさま。無骨。「天」は、仏教の「…天」に擬したもので、「天」は程度の高い意を表すという。

【類義語】
やぼすけ


野暮天(やぼてん)の使い方

ともこ
けんたくん。恋人たちの後をつけるなんて野暮天よ。
健太
だって、あの子は僕の彼女になるはずだった子なんだよ。
ともこ
健太くんの妄想でしょう。
健太
否定できない・・・。

野暮天(やぼてん)の例文

  1. 久しぶりに会ったら、田舎者で野暮天な健太くんが粋な男になっていた。
  2. 健太くんは、どこに行くのか聞くのは野暮天ってもんだぜと言い残して出ていった。
  3. 野暮天な健太くんは、泣いているともこちゃんにかける言葉が見つからないようだ。
  4. 人の心の機微に疎い野暮天な健太くんでも、後数十年生きればわかるようになるのかもしれない。
  5. 野暮天なともこちゃんが、ハイヒールを履いてトレンチコートを翻し、颯爽と歩いていたが、都会は人を変えるんだな。
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