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俗世間【ぞくせけん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
俗世間
【読み方】
ぞくせけん

【意味】
(みにくいことや情実の多い)世間。俗界(ゾッカイ)。

【語源由来】
「俗」とは「世間に染まった卑しいさま」を意味します。「世間」とは、「私たちの暮らす世の中のこと」を言います。つまり煩悩にまみれた世の中のことのようです。

【類義語】
天下・世の中・ゲゼルシャフト


俗世間(ぞくせけん)の使い方

健太
お坊さんって楽しいのかなぁ?

ともこ
修行だもの。楽しくはないでしょうけど、私たちとは志が違うのでしょうね。

健太
僕は嫌だなぁ。何のために生きているのか分からないよ。

ともこ
修行僧の皆はそういうことの悟りを開くために修行してるんだけどね。俗世間にまみれた健太くんには分からないでしょうけどね。

俗世間(ぞくせけん)の例文

  1. 若者のなかには俗世間から距離を置く者がいるが、これは深刻な問題である。
  2. 俗世間から離れたとはいえ、人間の三大欲求が消失することはない。
  3. 俗世間の習いに嫌気がさしても受け入れるしかないのだろう。
  4. 可愛いわが子を俗世間に染まらないように育てていきたい。
  5. 感性の鋭い両親にはこの俗世間は地獄のようなものだったのだろう。
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