著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

沈痛慷慨【ちんつうこうがい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
沈痛慷慨

【読み方】
ちんつうこうがい

【意味】
深く心に悲しみ、いきどおり嘆くこと。

【語源・由来】
「沈痛」は、深く心に悲しみ痛むこと。「慷慨」は、いきどおり嘆くこと。「慷」「慨」ともに、嘆く。

【典拠・出典】

【類義語】
・慷慨激越(こうがいげきえつ)
・慷慨悲憤(こうがいひふん)
慷慨憤激(こうがいふんげき)
・慷慨憂憤(こうがいゆうふん)
嘆息嗟嘆(たんそくさたん)
悲歌慷慨(ひかこうがい)
悲憤慷慨(ひふんこうがい)

沈痛慷慨(ちんつうこうがい)の使い方

ともこ
健太くん。親友が亡くなったのよね。お悔やみ申し上げます。
健太
良い奴だったのに。残念だよね。
ともこ
沈痛慷慨しているかと思ったのに、意外と元気ね。
健太
彼の分も毎日笑顔でいようって決めたんだ。

沈痛慷慨(ちんつうこうがい)の例文

  1. 愛犬を亡くした健太くんは、沈痛慷慨しています。
  2. 土砂崩れに巻き込まれた人の無念を思い沈痛慷慨する。
  3. 悲しいことが続いた健太くんは、沈痛慷慨し、話しかける雰囲気ではないです。
  4. 沈痛慷慨している健太くんを慰めるために、彼が好きなマンゴーを買って行こう。
  5. ともこちゃんは沈痛慷慨して、食事が喉を通らないようだ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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