【四字熟語】
面従腹背
【読み方】
めんじゅうふくはい
【意味】
うわべだけ上の者に従うふりをしているが、内心では従わないこと。
【語源・由来】
「面従」は人の面前でだけ従うこと。「腹」は心の中のこと。「背」は背くこと。
【典拠・出典】
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【類義語】
・面従後言(めんじゅうこうげん)
・面従背毀(めんじゅうはいき)
・面従腹誹(めんじゅうふくひ)
面従腹背(めんじゅうふくはい)の使い方
健太くんは、いつも私に従順だけど、もしかして心の中で私を愚弄して面従腹背していない?
僕の心の中を見せてあげたいよ。ともこちゃんへの忠誠心でいっぱいだよ。
へえ。健太くん。冷や汗をかいているわよ。
えーっと。そんなことないよ。ちょっと暑いだけだよ。
面従腹背(めんじゅうふくはい)の例文
- 面従腹背されない魅力的な上司になりたいものです。
- 面従腹背される上司は、部下の言い分を聞かないで命令ばかりする人です。
- 面従腹背しているだけで、本当はあんな人に敬意を抱いていないんです。
- 油断も隙もならない面従腹背の社員ばかりで、信用できる人が少ない。
- 面従腹背の態度でいったんはこれを受け入れ、後に、これを破棄すればいい。