著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

刀鋸鼎鑊【とうきょていかく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
刀鋸鼎鑊

【読み方】
とうきょていかく

【意味】
昔の刑罰の道具。また刑罰。

【語源・由来】
「刀鋸」は刀とのこぎり。「鼎鑊」は人を煮るかまのこと。いずれも転じて刑罰という意味がある。

【典拠・出典】
蘇軾「留候論」

刀鋸鼎鑊(とうきょていかく)の使い方

健太
古代の中国では、刀鋸鼎鑊という道具を使っていたようだよ。
ともこ
うわあ。刀にのこぎり、そして煮るためのかま・・・。
健太
かまで何を煮たんだろうね。
ともこ
・・・もしくは何を焼いたのかしらね。考えるだけでも怖いわ。この話題はやめておきましょう。

刀鋸鼎鑊(とうきょていかく)の例文

  1. 健太くんは、次のテストでまた0点をとったら刀鋸鼎鑊を受けることになっています。
  2. 飲酒運転による事故は殺人と同じ、もっと厳しい刀鋸鼎鑊を受けるべきだと思います。
  3. スキーのハイジャンプは、ある国の刀鋸鼎鑊だったものが起源だといわれていますが、これは俗説です。
  4. スピード違反の刀鋸鼎鑊は罰金かと思ったら、なんと一発免停でした。
  5. 拷問および残虐な刀鋸鼎鑊は法律で禁止されていますが、死刑については様々な意見があります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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