張三李四の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
張三李四
【読み方】
ちょうさんりし
【意味】
ありふれた平凡な人のたとえ。
どこにでもいるような普通の人のこと。
一般大衆。
ありふれていてつまらないもののこと。
ほな、「張三李四」は、「普通の一般人」って意味なんやな。
特別なことなんもない、普通のおっちゃんやおばちゃんを表すんやな。
これは、「一般人も大切」ってことを教えてくれるんかな。
特別なことなんもない、普通のおっちゃんやおばちゃんを表すんやな。
これは、「一般人も大切」ってことを教えてくれるんかな。
【語源・由来】
張氏の三男、李氏の四男の意味で、中国では「張」と「李」という姓はありふれた名前で、三男や四男は重要視されないという意味が由来です。
日本なら、佐藤さん、鈴木さんに当たるでしょうか。落語などでは熊さん、八っつあんにあたります。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・張王李趙(ちょうおうりちょう)
・張甲李乙(ちょうこうりいつ)
・張三呂四(ちょうさんりょし)
【英語訳】
the common run of men
the average Joe
good-for-nothing
張三李四(ちょうさんりし)の解説
カンタン!解説
「張三李四」っていうのは、特に何も特別なことのない普通の人、つまり誰でもいいような一般的な人のことを表すんだよ。
例えば、「張さんの三男」とか「李さんの四男」とかを考えてみて。中国では、「張」も「李」もとってもよくある名字なんだ。だから、これを使って、誰でもいいとか、特に特別なことのない人を表すんだよ。
この四字熟語の出典は、「景徳伝灯録」っていう本の中の一部なんだよ。
張三李四(ちょうさんりし)の使い方
うちのクラスメイトはあまり特徴のない人が多いよね。
うん、誰も目立とうとしないし、みんな普通の人が多いかも。
まさに張三李四の人ばかりだね。
もう少し、人と違った人がいたほうが楽しいのにね。
張三李四(ちょうさんりし)の例文
- あなたは私と同様、張三李四の人なので、平凡な人生が待っています。
- 学校の勉強やスポーツも苦手だし、単なる張三李四としてありふれた人生に違いない。
- 読み込みが悪い、張三李四の中で話しても、この話に発展性がないかもしれない。
- 張三李四なクラスメイトが多い中、小林だけは頭のキレが全く違った。
- この時期に企業トップの求人募集しても、張三李四の人しか集まらないのではないか。
張三李四の文学作品などの用例
- 雪の夜を旗亭の酒に酔いしれて、張三李四の虎物語。<佐佐木信綱・おもひ草>
言わば、ありふれた平凡な人物を表すのがこの四字熟語だね。