丁丁発止の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
丁丁発止
補足 「丁丁」は「打打」、「止」は「矢」とも書きます。
【読み方】
ちょうちょうはっし
【意味】
激しく議論し合うさま。
剣や刀で音や火花を散らして激しく打ち合うような、激しく議論などを戦わせる様子。
それなら、「みんながぐんぐん意見を出して、激しく話し合う」って感じか。剣でぶつかるように、誰もが自分の考えをぶつけ合ってるんやな。
これは、「意見をぶつけ合って解決を目指すこと」を教えてくれる四字熟語やで。
これは、「意見をぶつけ合って解決を目指すこと」を教えてくれる四字熟語やで。
【語源・由来】
「丁丁」は音の形容で、物を続けて打ち合わせる音の意味で、「発止」とは、堅い物同士が打ち当たる音の意味です。
どちらも刀・剣などが激しくぶつかり合う音の形容です。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・打打発矢(ちょうちょうはっし)
・丁丁発矢(ちょうちょうはっし)
・打打発止(ちょうちょうはっし)
【英語訳】
cross swords
of clashing swords
as fiercely as clashing and blocking swords
丁丁発止(ちょうちょうはっし)の解説
カンタン!解説
「丁丁発止」っていうのは、人々がぶつかり合いながら、強く議論してる様子を表す言葉なんだよ。また、剣と剣がぶつかり合って、ガチンガチンと音を立てるような状況も表すんだ。
この「丁丁」というのは、ドンドンと打つ音を表していて、「発止」ってのは硬いものがぶつかるときの音をイメージしているんだ。「丁丁」は「打打」、「止」は「矢」とも書くこともあるんだよ。
例えば、「丁々発止とやり合う」って言うときは、人々が強く意見をぶつけ合って、激しく議論している状況を描いているんだよ。思いっきり意見を出し合い、理想の答えを探すために頑張るっていう意味だね。
丁丁発止(ちょうちょうはっし)の使い方
佐藤さんって気が強いよね。
うん、今日も先生に対して、面と向かって意見をしていたもんね。
先生も負けられないから、まさに丁丁発止の議論になっていたよね。
火花が散ったような口論だったね。
丁丁発止(ちょうちょうはっし)の例文
- 丁丁発止の議論を戦わせた。
- この議論はどちらの意見も正しく思え、丁丁発止とやり合うこととなった。
- あの秀才と言われた彼と丁丁発止と渡り合う彼女もすごく頭の切れる女性だ。
- そのことで上司を相手に正々堂々と丁丁発止とやり合い、職場でも注目を浴びた。
- 疑惑の究明をめぐって、与野党間で丁丁発止の論争が繰り広げられました。
丁丁発止の文学作品などの用例
- その丁々発止は見ている方にはおもしろいが、問題はそこでいかなる実効がもたらされたかということである。<永井路子・つわものの賦>
また、剣などで激しく音を立てて戦うさまも意味するんだ。
この言葉は、人々が熱心に考えをぶつけ合う様子を表しているんだ。