羽化登仙の意味(語源由来・出典)
【四字熟語】
羽化登仙
【読み方】
うかとうせん
【意味】
酒などに酔って快い気分になることのたとえ。天にも昇る心地。羽が生え仙人になって、天に昇る意から。
「羽化登仙」は、羽が生えて天に昇る仙人のように、酒に酔って気分が良くなる様子を表しているんだよ。
それはつまり、「お酒を飲んで気分が良くなる」ってことやな。
羽が生えて空を飛ぶ仙人のように、お酒で気分が上がって、すごく楽しい時間を過ごすんやな。
これは、「お酒の力で一時的に現実を忘れて楽しむ」って意味やで。
羽が生えて空を飛ぶ仙人のように、お酒で気分が上がって、すごく楽しい時間を過ごすんやな。
これは、「お酒の力で一時的に現実を忘れて楽しむ」って意味やで。
【語源・由来】
「羽化」は羽が生えて、空を自由に翔かける仙人になること。「登仙」は天に昇って仙人になる意。
【典拠・出典】
蘇軾「前赤壁賦」
羽化登仙(うかとうせん)の解説
カンタン!解説
「羽化登仙」という言葉は、お酒に酔っ払ったり、すごく楽しくなったりして、まるで空を飛べるくらい幸せな気持ちになる状態を表すんだよ。これは、「羽が生えて天に昇ってしまいそうなくらいに幸せ」っていう意味だよ。「羽化」は、「羽が生えること」で、「登仙」は「天に昇って仙人になること」を意味するんだ。
この言葉のイメージとしては、仙人になって空を自由に飛べるような感じを思い浮かべてみて。なんていうか、すごくワクワクして、自由に空を飛んでみたい!っていう気持ちを表すんだよ。
ちなみに、この四字熟語の出典は、蘇軾っていう人が書いた「前赤壁賦」っていう作品から来ているんだよ。
羽化登仙(うかとうせん)の使い方
昨日は、お父さんの誕生日だったんだけど、お酒をたくさん飲んですごく楽しそうだったの。
そう、お祝いしてあげたんだね。お父さんもうれしかったんだね。
お父さんは、お母さんと結婚してよかったと改めていったのよ。羽化登仙のようだったの。
よかったね。たのしい夜がすごせたね。
羽化登仙(うかとうせん)の例文
- 羽化登仙の心境で寝入ってしまった。
- 古来より、名の知れた仙人が、羽化登仙したおりの国が描かれている。
- 今日は旧友と無礼講の酒宴で飲んで、羽化登仙の気持ちであるが、明日になればいつもと変わらない日常の日々が始まる。
- 今日の酒は飛びきりうまい。羽化登仙の心地だよ。
- 彼から結婚の申し込みがあり、羽化登仙の心持になってしまった。
羽化登仙の文学作品などの用例
- この人と一晩寝たら、羽化登仙の境に入るのではないかと思ったのさ<円地文子・彩霧>