有象無象の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
有象無象
【読み方】
うぞうむぞう
【意味】
取るに足りない種々雑多な人々。つまらない人や物。多くの人々を卑しめていう。
それなら、「たくさんあるけど、なんの価値もないものやろくでもない者」ってことやな。
この世にはいろんなものがあるけど、全部が全部、大切や有益なわけやないんやな。
これは、「大事なものとどうでもいいものを見分ける力」を教えてくれる言葉やで。
この世にはいろんなものがあるけど、全部が全部、大切や有益なわけやないんやな。
これは、「大事なものとどうでもいいものを見分ける力」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
世の中の有形無形のもの一切を指す仏教語「有相無相」で、これが転じてさげすみのニュアンスが生じた。「象」はかたちの意。
「ゆうぞうむぞう」や「ゆうしょうむしょう」と読むのは誤り。
「有像無像」と書くのは誤り。
「有像無像」と書くのは誤り。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・森羅万象(しんらばんしょう)
・有相無相(うそうむそう)
【英語訳】
the ragtag and bobtail
英語例文
有象無象を相手に一席弁じる。make a speech for the masses.
有象無象を相手に一席弁じる。make a speech for the masses.
有象無象(うぞうむぞう)の解説
カンタン!解説
「有象無象」っていう言葉は、たくさんの、でもごちゃ混ぜでどうしようもない人たちやもののことを指すんだ。まあ、ちょっと失礼な言い方だけど、ちょっとダメな人たちって感じかな。
また、「有象無象」は、形があるものもないものも、つまり見えるものも見えないものも全部、という意味もあるんだよ。
この「象」という字は、形やかたちを意味するんだ。それで、「有象無象」の「有象」は形のあるもの、つまり見えるもの、「無象」は形のないもの、つまり見えないもの、をそれぞれ指すんだ。
そして、「有象無象の輩」と言うときは、たくさんのちょっとダメな人たち、という意味になるよ。なんだかちょっと厳しい言葉だけど、そういう言葉もあるんだね。
有象無象(うぞうむぞう)の使い方
コンビニの前ですわりこんでおしゃべりしてる子がいるよね? うちの学校の生徒達みたいだけど・・・
そう、みっともないからやめてほしいわね。
有象無象だから、注意してもまた同じことをするからね・・・どうにもならないのかな?
まわりにも迷惑かけてるから、気が付いてくれるといいんだけどね。
有象無象(うぞうむぞう)の例文
- つまらない理由で相手は有象無象だから、恐れる必要はない。
- 煩わしい思いをさせている何万人という有象無象が黙っているはずはない。
- 退屈でつまらないあいてを彼は有象無象と目にもとめなかった。
- 有象無象の中傷など微塵も気にしてない。
- 彼のいっている有象無象の言葉など気にしなくてもよい。
- 映画が有象無象で観客は一人また一人と出ていってしまった。
でも、それを使って多数存在するけど大した価値のないものや、ろくでもない人や物を指すときに使われるんだよ。