有象無象の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
有象無象
【読み方】
うぞうむぞう
【意味】
① 取るに足りないと思われる、種々雑多な人々や物事を、ひとくくりにして卑しめていう言葉。
② もとは、形のあるものと形のないものを含めた、世の中のあらゆるもののこと。
現代では①の軽蔑的な意味で使われることが多く、人に向けると失礼な表現になりやすい。


【語源・由来】
仏教語の「有相無相(うそうむそう)」に由来する。「有相」は形や姿のあるもの、「無相」は形や姿のないものを意味し、両方を合わせて世の中の有形無形すべてのものを表す。「象」も形という意味を持つ。
そこから「種々雑多なもの」という意味が生まれ、さらに、雑多で取るに足りない人々や物事を見下していう意味でも使われるようになった。仏教語に由来する本来の意味は、人の価値を低く決めつけるものではない。
「有像無像」と書くのは誤り。
【典拠・出典】
-
【関連語】
・有相無相(うそうむそう)(もとになった仏教語。有形無形のあらゆるもの)
・森羅万象(しんらばんしょう)(宇宙に存在するあらゆるもの。現代の軽蔑的な意味とは異なる)
【英語訳】
riffraff
a motley crowd of nobodies
all things, both visible and invisible(本来の意味)
小説の登場人物は、集まった人々を「有象無象」と見下して呼んだ。
The character in the novel contemptuously dismissed the crowd as riffraff.
有象無象(うぞうむぞう)の解説
「有象無象」は、たくさん集まった人や物を、取るに足りないと見なしていう言葉だよ。現代では、人を見下す意味で使われることが多いんだ。
もともとは仏教語の「有相無相」から来ていて、形のあるものと形のないもの、つまり世の中のあらゆるものを表していたんだよ。そこから「いろいろな人や物」という意味になり、軽蔑を込める使い方が広がったんだ。
「有象無象の輩」といえば、大勢の人をひとまとめにして見下すような言い方になるよ。人が多いこと自体を表す中立的な言葉ではないから、使われ方に注目しよう。
有象無象(うぞうむぞう)の使い方




有象無象(うぞうむぞう)の例文
- 小説の悪役は、反対する者たちを有象無象と呼んで見下した。
- その将軍は敵軍を有象無象だと軽んじ、十分な備えをしなかった。
- 無名の新人を有象無象と決めつける発言に、周囲は反発した。
- 「有象無象の輩」という言い回しには、相手を卑しめる響きがある。
- 彼は多くの人を有象無象として扱ったが、その傲慢さが物語の中で批判される。
- 仏教語の「有相無相」に由来する有象無象は、現在では主に軽蔑的な意味で使われる。


















