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雲散鳥没【うんさんちょうぼつ】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
雲散鳥没

【読み方】
うんさんちょうぼつ

【意味】
あとかたもなく消えてなくなること。雲のようにちり鳥のように没するの意から転じた。

【典拠・出典】
蘇軾

【類義語】
雲散霧消(うんさんむしょう)
・雲消雨散(うんしょううさん)
・雲消霧散(うんしょうむさん)
・煙散霧消(えんさんむしょう)

雲散鳥没(うんさんちょうぼつ)の使い方

ともこ
この空き地って、前、駄菓子屋さんがあったところだよね~。
健太
うん。今はもうつぶれて、新しいドラッグストアを建てるための工事が始まったところだから、跡形もないけど。
ともこ
雲散鳥没のようね。近所になかったドラッグストアができて、便利にはなるけど・・・。
健太
子どもの頃、毎日のように通ってた駄菓子屋さんがなくなってしまうのは寂しいね。

雲散鳥没(うんさんちょうぼつ)の例文

  1. 数年前、僕のふるさとの小学校が廃校となり、今では、雲散鳥没、跡形もなく消えてしまっている。
  2. 私の祖母の家やその周りの地域の家は地震と津波がきて、雲散鳥没のように何もなくなってしまったのだ。
  3. 広島に原爆が投下された時、爆心地では雲散鳥没、動物も植物も何一つ消えてなくなった。
  4. 私は悪夢でも見ていたのだろう。目の前にいたと思った恐ろしい幽霊が一瞬で雲散鳥没のように消えたからだ。
  5. この前妹が新しい家に引っ越した。そして、妹の部屋は雲散鳥没、何もなくなってすっきりとしていたが、なんだか殺風景だった。

まとめ

「雲散鳥没」、雲が散るように、鳥が消え去るように完全に消え去る・・・。語源を考えると、恐ろしく感じます。自分が大好きだった場所や自分の思い出の場所、自分が暮らしている場所がある日突然消えてしまったら・・・。そんなことを考えていると悲しくなります。そして、大切な場所だけではなく、自分が大切に思っている人がいなくなって、なにもかもが変わってしまったらと思うと、とても恐ろしい気持ちになります。争いのない平和な世界を願っています。事故や災害に気をつけて、悔いのないように毎日楽しく過ごしましょう。


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