【四字熟語】
雲壌月鼈
【読み方】
うんじょうげつべつ
【意味】
両者があまりにも異なっていること。天と地、月とすっぽんのように違いすぎる意から。
【語源・由来】
「雲壌」は天地の意。「月鼈」は月とすっぽんの意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・雲壌懸隔(うんじょうけんかく)
・月鼈雲泥(げつべつうんでい)
・天地懸隔(てんちけんかく)
雲壌月鼈(うんじょうげつべつ)の使い方
兄ちゃんがいるよ。俺の兄ちゃんは○○高校サッカー部のキャプテンの智久だよ。
え、ええ!!!!!?
あのイケメンで、スポーツ万能な智久くん!?
私、友達の付き添いで練習試合見に行ったことあるんだけど、智久くんめちゃめちゃかっこよかったよ!!?
本当に健太くんの兄弟なの?
あまりにも似てないから・・・。雲壌月鼈ね!!
あのイケメンで、スポーツ万能な智久くん!?
私、友達の付き添いで練習試合見に行ったことあるんだけど、智久くんめちゃめちゃかっこよかったよ!!?
本当に健太くんの兄弟なの?
あまりにも似てないから・・・。雲壌月鼈ね!!
うるさいなあ・・・。そういうこと言われるから女子に兄弟のこと話したくないんだよ。
雲壌月鼈(うんじょうげつべつ)の例文
- 彼女はおとなしくて可愛らしく、温厚な性格だが、妹は気が強く怒ると怖いところがある。雲壌月鼈である。
- あの人は多才で多くのことを成し遂げたのに、私はまだ何もできていない。本当に雲壌月鼈だ。
- イケメン芸能人を生で見かけた時、その顔の美しさに驚いた。女子に人気があり、キャーキャー言われるのも分かる。僕とはまるで違う。雲壌月鼈とはこういうことをいうのだろうと思った。
- 弟が医者になり、周りからエリートである弟と落ちこぼれの僕をよく比較され、雲壌月鼈だなどと言われる。しかし、僕が音楽業界に入ったのは音楽が好きで夢を叶えたかったからである。誰がなんと言おうと一生この仕事を続けていこうと思う。
- 人間の性格はさまざまである。たとえ血のつながった兄弟であっても、雲壌月鼈というほどに性格がかけ離れていることもあるのだ。
まとめ
兄弟姉妹で比べられ、ついつい自分の兄弟姉妹を羨ましく思ったり、妬んでしまったりするという人もいるかもしれません。あまりにも「雲壌月鼈」で、兄弟姉妹の片方が自分に対して僻んできたり、やんちゃをしすぎたりして困っているという人もいるでしょう。私も困っている一人です。妹にささいなことで嫉妬されたり、私の物を勝手にとっていったり、イライラすると私の部屋を荒らしてくるどうしようもない妹です。しかし、それでも家族です。うまくやっていくしかありませんね。悩んでいる皆さん、お互いに頑張りましょう!
私はお姉ちゃんと弟がいるけど。