【四字熟語】
宥坐之器
【読み方】
ゆうざのき
【意味】
座右において戒めとする道具。
【語源・由来】
「宥」は右の意。
【典拠・出典】
『荀子』「宥坐」
宥坐之器(ゆうざのき)の使い方
健太くんは最近調子に乗りすぎだと思うわ。
空手の大会で世界一位になったからね。そりゃあ、だれだって調子に乗ってしまうものだよ。
健太くんは宥坐之器をそばに置いて、調子に乗らないように戒めにした方がいいと思うわ。
そうだね。痛い目を見る前に、おごり高ぶらず、謙譲の心を忘れないようにしよう。
宥坐之器(ゆうざのき)の例文
- 宥坐之器を身近に置くことで、謙遜の心を忘れないようにしています。
- 強大な力を有するようになっても、宥坐之器を意識して、恐れを忘却の彼方に置き忘れないようにしています。
- ノーベル賞を受賞したけれども、宥坐之器を胸に、愚を意識して生きていくようにしています。
- お金持ちになっても謙遜の心を胸に抱き続けることができるように、宥坐之器を持ち歩いています。
- 宥坐之器を置いて、常に自分を戒めている健太くんは、人の上に立つようになっても低姿勢で好ましいです。