【四字熟語】
属毛離裏
【読み方】
ぞくもうりり
【意味】
子と父母との深いつながりのこと。
【語源・由来】
「毛に属せざらんや、裏(うち)に離(つ)かざらんや」。「属」と「離」はともに、つらなる、つながるという意味。「裏」は母胎のこと。子の身体は、毛髪皮膚まですべて母胎(父母の血肉)とつながっているという意味。
【典拠・出典】
『詩経』「小雅・小弁」
属毛離裏(ぞくもうりり)の使い方
母さんが情緒不安定だからか、小さな弟も不安定になってしまったんだ。
属毛離裏っていうからね。特に小さいうちは心が深くつながっているからね。
なるほど、じゃあ兄である僕も今は大丈夫だけど、いずれ情緒不安定になるかもしれないんだね。
健太くんは大丈夫よ。がさつで無神経だから。
属毛離裏(ぞくもうりり)の例文
- 健太くんと健太くんのお父さんは、属毛離裏、血のつながりを感じることができるそっくりな顔をしています。
- 属毛離裏というけれど、遺伝ってすごいなと思います。
- 同じ顔をして同じ姿勢で寝ている親子を見ると、属毛離裏、深いつながりを感じます。
- 属毛離裏というから、母である私が健康でいないと子供が病気になってしまう。
- ケーキを食べたいと思ったら、子供もそう思っていて、属毛離裏、親子のつながりを感じました。