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随処為主【ずいしょいしゅ】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
随処為主

【読み方】
ずいしょいしゅ

「随処に主と為る」とも読む。

【意味】
環境や境遇に左右されず、どんな時でも主体性を持って生きることが真の生き方であるということ。

「随処」は、いたる所。どこにも。

【典拠・出典】

【類義語】
随処作主(ずいしょさくしゅ)

随処為主(ずいしょいしゅ)の使い方

ともこ
健太くんは、こっちを買った方がいいと思うな。
健太
そうだね。ともこちゃんが言うならそうかもね。
ともこ
健太くん。随処為主の心構えでいないとだめよ。嫌なら嫌、良いなら良いと自分の意見を言わないとだめよ。
健太
・・・実は、その服は僕の趣味じゃないんだよ。

随処為主(ずいしょいしゅ)の例文

  1. ともこちゃんは、随処為主を貫いたおかげで、今日の成功がある。
  2. 健太くんは随処為主の精神で行動する人だけれども、ちゃんと後輩の意見を聞くこともできる人だ。
  3. 世論に合わせて日々意見を変える政治家に、随処為主の精神を教えてあげたい。
  4. 世界で活躍するには、随処為主の心構えが必要です。
  5. 本当の大人というのは、処為主の精神を持つ人のことを言うのでしょう。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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