晏嬰狐裘の意味(語源由来・出典)
【四字熟語】
晏嬰狐裘
【読み方】
あんえいこきゅう
「あんえいのこきゅう」とも読む。
【意味】
上に立つ者が倹約につとめ、職務に励むこと。
なるほどぉ、それはつまり、「トップの人でも、節約して一生懸命働く」ってことやな。
仕事も勤勉にやって、お金も無駄にせん。
リーダーがそんな姿を見せることで、下の人たちも見習うんやな。
これは、「リーダーの行動が周りを変える」っていう大切さを教えてくれる言葉やな。
仕事も勤勉にやって、お金も無駄にせん。
リーダーがそんな姿を見せることで、下の人たちも見習うんやな。
これは、「リーダーの行動が周りを変える」っていう大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
中国春秋時代、斉の宰相晏嬰はたった一枚の狐衣を三十年もの間着続けて。国を治めることに励んだので名宰相といわれたという故事から。
【典拠・出典】
『礼記』「檀弓・下」
晏嬰狐裘(あんえいこきゅう)の解説
カンタン!解説
「晏嬰狐裘」っていうのは、一番上に立つ人、例えばリーダーや上司が、節約して一生懸命働くことを表す言葉だよ。
昔の中国のお話から来ていて、そこに出てくる晏嬰っていうすごい政治家が、ただの一枚の狐の皮の服を30年も着続けたんだってさ。そんな彼は国を治めることに一生懸命になり、人々からはすごい政治家として知られていたんだ。
だから、「晏嬰狐裘」を使うときは、自分の欲望を抑えて、仕事に打ち込む人を表すよ。「晏嬰狐裘の政治家」って言うときは、自分の欲望を捨てて、国のため、人々のために一生懸命働く政治家を表しているんだよ。
晏嬰狐裘(あんえいこきゅう)の使い方
うわあ。このお城はすごく広いねえ。
そうね。ここの殿様は贅沢がすぎたわよね。
晏嬰狐裘の精神でもっとシンプルなお城にしていたら、天下をおさめていたかもしれないね。
そうかもしれないわね。
晏嬰狐裘(あんえいこきゅう)の例文
- 晏嬰狐裘の政治家が消費税を上げるというなら、少々納得する。
- 社長は、晏嬰狐裘に努め、利益を社員に還元してくれるから愛されています。
- 晏嬰狐裘で職務に当たり、高齢化が進みひっ迫する市の財政を立て直しました。
- 晏嬰狐裘、毎年車を乗り換えているような人に経営努力が足りないと言われたくない。
- 晏嬰狐裘の精神で職務にあたるから、人は皆、彼について行くのです。
これはリーダーが率先して倹約に努め、仕事に精を出す、という姿勢を表しているんだ。