為虎傅翼の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
為虎傅翼
【読み方】
いこふよく
【意味】
強いものがさらに力をつけること。
ええっ!? 虎に羽っつけたら、もう誰も止められへんやん。
それはつまり、「もうすでにすごいもんが、さらにすごくなる」ってことやな。
虎が飛ぶ日が来たら、それはもう最強やで!
それはつまり、「もうすでにすごいもんが、さらにすごくなる」ってことやな。
虎が飛ぶ日が来たら、それはもう最強やで!
【語源・由来】
「傅翼」はつばさをつけること。虎のためにつばさをつける意で、強い虎にさらに空を自由に飛ぶ能力を与えるということから。
【典拠・出典】
『韓非子』「難勢」
【類義語】
・為虎添翼(いこてんよく)
・傅虎為翼(ふこいよく)
為虎傅翼(いこふよく)の解説
カンタン!解説
「為虎傅翼」っていうのは、もともと強いものや人がさらに強くなることを言う四字熟語なんだよ。直訳すると「虎に翼をつける」という意味になるんだ。
考えてみてほしいんだけど、虎ってすでに陸上ではすごく強い生き物だよね。でも、もし虎に翼があって、空を飛べるようになったら、それはもう最強じゃん!そのイメージでこの言葉が作られたんだ。
「傅翼」というのは、文字通り「翼をつける」という意味。だから、「為虎傅翼」は、もうすでに強い「虎」にさらなる力、つまり「翼」をつけることで、どんなに強いものでもさらに上のレベルになることを意味しているんだよ。
たとえば、すごく速い車にさらに最新のエンジンを積んだら、その車はさらに速くなるよね。その感じで、「為虎傅翼」は「強化された強さ」を言い表しているんだよ。
為虎傅翼(いこふよく)の使い方
今の僕は絶好調だよ。きっと空手の大会で大活躍できるよ。
もうすぐ空手の大会なのよね。はい、これ。必勝のお守りよ。
うわあ。ありがとう。これで為虎傅翼だよ。完全無敵だ。
うふふ。けがをしないように頑張ってね。
為虎傅翼(いこふよく)の例文
- あのイラストレーターが私の本の挿絵をかいてくれるなら、為虎傅翼となるでしょう。
- 健太くんが途中参戦したチームは、為虎傅翼となり、見事に決勝リーグへ勝ち進みました。
- 為虎傅翼、虎に翼を与えるように、イチゴ大福があれば、健太くんは最強になる。
- 為虎傅翼、頭脳明晰なともこちゃんが、スポーツ万能の健太くんと手を組めば、向かう所敵なしでしょう。
- 為虎傅翼、ともこちゃんがブレーンとして手伝ってくれるなんて、こんなに心強いことはない。
想像してみて、強い虎に羽をつけるようなイメージだ。