一朝之患の意味(出典)
【四字熟語】
一朝之患
【読み方】
いっちょうのうれい
「いっちょうのわずらい」とも読む。
【意味】
一時の心配をいう。また、思いがけず突然起こる心配事。前者の意味のとき「一朝」は一朝の意から、わずかな時間、一時的の意。後者の意味の場合はある朝の意から思いがけないときの意。
それって、「いきなり問題がふっかけてくる」みたいなことやな。
普通に生活してたら、びっくりするような心配事が飛び込んでくるってことやろ?
これは、「予想外のトラブルにも注意が必要」っていう教訓を教えてくれる言葉やね。
普通に生活してたら、びっくりするような心配事が飛び込んでくるってことやろ?
これは、「予想外のトラブルにも注意が必要」っていう教訓を教えてくれる言葉やね。
【典拠・出典】
『孟子』「離婁・下」
一朝之患(いっちょうのうれい)の解説
カンタン!解説
「一朝之患」っていうのは、ふとした心配や、突然に起こる困ったことを指すんだよ。
「一朝」っていうのは、2つの意味があって、1つは「ちょっとした時間」や「一時的」って意味。もう1つは、「ある朝」という意味で、何も予期してない時に起こるような出来事を指すんだ。
たとえば、「一朝之患に足を止める」っていう文は、突然の困った出来事や心配事で、進むのを止められるという意味になるよ。イメージとしては、普段進んでいる道で、突然大きな石が落ちてきて足を止めざるを得なくなるような感じだね。
一朝之患(いっちょうのうれい)の使い方
健太くん。空手の大会で優勝を目指しているんでしょう?がんばってね。
うん。でも負けたらどうしようって不安になるんだよね。
一朝之患に負けないで。負けても健太くんの空手に対する愛情は変わらないでしょう?
そうだね。きっと負けても僕は空手を続けるだろうね。よしっ。がんばるぞ。
一朝之患(いっちょうのうれい)の例文
- 大局を見据えて、一朝之患にぶれないようにしたい。
- 目標を達成するために、目の前の一朝之患に気を煩わせている暇は無いのです。
- 自分にはしっかりとしたゴールが見えているので、あれこれ周りから言われても、一朝之患と取り合わないことにしています。
- 目標のために悩むことはありますが、一朝之患に足を止めることはありません。
- 一朝之患は、ゴールへのステップでしかないので、踏み越えていきます。
一時的なことで、予期せずに起きるトラブルや困りごとのことを指すんだ。