【四字熟語】
一筆勾消
「一筆勾銷」とも書く。
【読み方】
いっぴつこうしょう
【意味】
これまでのすべてを取り消すこと。筆で一気に消し去ってしまうこと。一気に物事や関係をやめてしまうこと。
【典拠・出典】
『五朝名臣言行録』「七」
【類義語】
・一筆勾断(いっぴつこうだん)
・一筆抹殺(いっぴつまっさつ)
一筆勾消(いっぴつこうしょう)の使い方
ともこちゃーん。また宿題を忘れてきてしまったんだ。写させてくれる?
もうしょうがないわねえ。自分でやってきなさいよ。健太くんとの関係を一筆勾消できたらいいのに。
何か言った?
いいえ何にも言っていないわ。
一筆勾消(いっぴつこうしょう)の例文
- 工事が始まる直前に、彼女は図面を一筆勾消してしまいました。
- ともこちゃんは、役に立たない人間は、一筆勾消で簡単に切ってしまいます。
- 父は優しい経営者なので、経営難でも社員を一筆勾消することが出来ずに困っています。
- 彼は思い付きで、計画を一筆勾消したりする。
- 彼との関係を一筆勾消するために絶縁状をかきました。